出村特任准教授がDHAを産出する新種のイカダモを発見

 佐賀大学農学部の出村幹英特任准教授のグループが1月31日、高付加価値脂肪酸のドコサヘキサエン酸(DHA)を産出する新種のイカダモを、佐賀市内の湖沼から発見したと発表しました。イカダモは、水辺で一般的に見られる微細藻類ですが、DHAを産出する種類は、日本ではこれまで知られていませんでした。イカダモは培養が容易な微細藻類で、今回の発見により、高血圧などに効果があるDHAを大量に産出できる可能性が高まり、医薬品やサプリメントなどの製品開発に活用されることが期待されます。

日本初! 医薬品やサプリメントなどの製品開発に期待

 出村特任准教授は、佐賀市が佐賀大学内に開設した「さが藻類産業開発研究センター」を拠点に、有用な微細藻類の探索などの研究を進めています。今回の発見はその研究の一環。佐賀市内の湖沼で採取したイカダモの脂肪酸組成と含有量を分析する中で、独特な細胞壁の構造を持ち、DHAを産出する新種を特定しました。

 出村特任准教授は今後、DHAがより多く産出される培養条件を検討。将来的には(一社)さが藻類バイオマス協議会の参加企業と協力して、佐賀市の二酸化炭素利活用事業にのせて大量培養を行い、産出したDHAを使った医薬品やサプリメントの開発を目指したいとしています。

出村氏が発見した新種のイカダモ

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佐賀市内の湖沼から高付加価値脂肪酸DHA*を産生するイカダモの新種を発見 | 佐賀大学広報室 (saga-u.ac.jp)

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