炭酸浴の効果などを伝える「炭酸浴 時々 講座~お茶と歩行と二酸化炭素」が6月3、5、6の3日間、佐賀市松原の肥前通仙亭で開かれました。
資源循環型社会を目指す佐賀市が、資源としての二酸化炭素について市民に理解を深めてもらおうと開きました。花王㈱の協力により同社の研究者がオンラインで講師を務めて炭酸浴と健康について説明。「お湯に溶けた炭酸ガスは血管を拡張し、血流を増加させる働きがある」と解説し、「血のめぐり」がよくなることで披露回復や睡眠の改善に効果があったという研究データを紹介しました。
期間中は炭酸泉の足湯体験も行いました。参加した人は、二酸化炭素の微細な泡(ウルトラファインバブル)を約35℃のお湯に溶かしこんだ高濃度炭酸泉に15分間、足を浸し、「体まで温まった」などと炭酸浴の効果を実感していました。
この講座は6月24日から26日まで、佐賀市高木瀬町の「健康運動センター」でも開かれ、あわせて炭酸泉の足湯体験も6月15日から7月4日まで行われます。
花王の研究員がオンラインで炭酸浴の効果などを解説しました 秀島市長も足湯を体験しました
(2021年6月10日掲載)