環境省が「さが学美舎」とグリーンラボのコラボを取材

 環境省の情報発信事業を担う取材班が10月24日、佐賀市の佐賀商業高校を訪れ、同校の「さが学美舎(まなびや)」とグリーンラボ㈱が進めている商品開発企画を取材しました。気候変動に立ち向かう自治体・企業の取り組みを映像化する施策の一環で、制作した映像は来年1月から環境省ホームページに掲載されるほか、全国の約1800の自治体にDVDが配布され、環境省が行う説明会などで紹介される予定です。

 さが藻類バイオマス協議会の支援会員である「さが学美舎」は、佐賀市清掃工場由来の二酸化炭素でバジル栽培を始めるグリーンラボ㈱と、バジルソルト「ガバッジオ」の開発を進めています。環境省は、佐賀市清掃工場の二酸化炭素分離回収設備設置に補助を行っており、「さが学美舎」とグリーンラボ社のコラボを二酸化炭素活用の最先端事例を軸とした地域活性化の試みとしてPRすることにしました。

 この日の取材では、「さが学美舎」の生徒たちにインタビューした後、「ガバッジオ」のラベルデザイン案についての長瀬勝義・グリーンラボ代表との検討会の様子を撮影しました。インタビューで生徒たちは「地球温暖化で二酸化炭素には悪いイメージがあったけど、今回の取り組みでいろいろなことに使えることを知り、イメージが変わった」などと話しました。

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 「さが学美舎」とグリーンラボのコラボ商品「ガバッジオ」は、11月9、10日に佐賀市の県立森林公園で開かれる「さが環境フェスティバル」でお披露目されます。佐賀市とさが学美舎が設けるブースで、1個500円で販売する予定です。

  

打ち合わせをする環境省取材班と学美舎の生徒たち   インタビューに臨む学美舎の星野琴美社長

  

インタビューを受ける学美舎の中島瑠美経理部長   グリーンラボ長瀬代表とのディスカッションも撮影

(2019年10月31日掲載)

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