オマーンの視察団が佐賀市清掃工場を見学

 アラビア半島南東部に位置する産油国オマーンの視察団が10月29日、佐賀市清掃工場を訪れ、ごみ焼却施設や二酸化炭素分離回収事業を見学しました。

 伊藤忠商事が実施している訪日研修事業「オマーン・リーダーシップ・プログラム」の一環で、エネルギーやインフラ関連事業に携わる行政庁や企業の幹部職員10人が参加。佐賀市GX推進課の案内で清掃工場の施設を見学した後、ごみ焼却の排ガスから二酸化炭素を分離回収して藻類培養や農業に役立てている佐賀市の事業について説明を受けました。

 オマーンではこれまで、ごみ処理は砂漠などへの埋め立てが主でしたが、食品残渣の処理や最終処分場のひっ迫などの廃棄物管理が環境課題になってきており、ごみ焼却炉の建設なども計画されています。参加者は焼却施設の仕組みやビジネスとしての二酸化炭素利用などについて熱心に質問していました。

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