10月29日に放送されたKBC(九州朝日放送)の情報番組「地元応援live Wish+」で、当協議会会員である㈱熊谷組の「佐賀アクアポニックスラボ」が紹介されました。
佐賀市高木瀬町の佐賀市清掃工場そばに設けられた同ラボは、魚の陸上養殖と野菜の水耕栽培を掛け合わせた「アクアポニックス」に微細藻類の培養を組み合わせた次世代型農業の実証実験施設で、トラウトサーモンの養殖とミントの栽培が行われています。
生放送の同番組では、施設の様子を現地から生中継。リポーターの井上桃子さんが熊谷組新事業開発本部の藤井亮さんに実証実験の概要や目的について聞きました。
藤井さんは「魚の排泄物を含んだ水を生物ろ過槽で植物の栄養になる水にして水耕栽培に利用、野菜が(栄養分の)窒素を吸収することで水をリフレッシュして魚の水槽に戻す、循環型のサステナブルなシステムです」とアクアポニックスの仕組みを説明。「食糧問題が言われる中で、全国的な事業展開を目指しています」とアピールしました。
井上さんは養殖されたトラウトサーモンを現場で試食し、「脂が乗っているのにさっぱりしていて食べ飽きない」と感想を話していました。